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メイン機のCPUを新調した

目次

  1. はじまり
  2. 購入リストリンク
  3. 着弾
  4. 組み立て
  5. 問題発生
  6. 無事起動
  7. CPU温度問題
  8. END

はじまり

とある日、オタクと通話していると使っているCPUの話になりこんなものを見せつけられた。

使っているCPUの i7 8700K と最新のi3が同等性能…
これは新調するしかないと思い、その場でパーツ構成の相談と購入をキメた。

購入リストリンク

i7は65k円なのに対してi9は90k円もするのでさすがにやめた。
それとi9を冷やしきれる自信がなかった。

着弾

仕事が忙しかったため週末に組むことを決意。

組み立て

問題発生

電源を入れるも一向にBIOSが立ち上がってこない。
おかしいと思いM/Bを覗いてみるとDRAMランプが点灯していた。

さっきまで使っていたDRAMがおかしいはずがない…と思いながらもメモリ1枚で起動させてみたり、家に余っていたメモリに交換してみたり。
そんなことをしても一向に立ち上がらない。

そこで思い出したのがBIOSのバージョン。
この第13世代CPUは12世代と同じチップセットが使えるが、M/BのBIOSが12世代対応のままだと使えない。
一度12世代CPUで起動させ、BIOSを更新してから13世代CPUに載せ替えるしかないようだった。
このM/BにはCPUなしでBIOSを更新できる機能があるのだが、それはBIOSのデータが完全に壊れた場合のみにしか有効にならないようで使えなかった。(ASUS CrashFree BIOS 3)

それを最初に通話していたオタクに話すと、うちに12世代あるしなんなら作業していってもいいよという神対応。
早速車で向かった。

それでも正常稼働するかという不安もあったのでオタク宅でそのままWindows11のインストールまでさせてもらった。
マジでありがとう。とても助かりました🙏

何気にねねちゃんに会ったのはこれが初めてだった。
10年弱くらいTwitterのフォロワーをやっていてよく話はしていたけどリアルで会えて良かった。
いい機会でしたね。

無事起動

CPU温度問題

無事起動したはいいがCPUの温度がアイドル時でも40℃前後だった。
試しにエンコードをぶん回してみると無事100℃に達しサーマルスロットリング。う〜ん。

オタク宅で借りた熊グリスが劣化していた説があったので塗り直してみることに。
しかしクーラーを取り外して確認したところ、多少少なかったかも程度でそれほど違和感はなかった。
一応塗り直して動作確認をしてみたがやはり40℃前後であった。つまり熊グリスのままで正常だった。

考えられるのはクーラーの圧着度合いやケース内のエアフロー。
圧着は確認が厳しいのでエアフローを考えてみる。
ケースはDefine R5で、フロントに140mmのファンを2機装備していてエアフローは十分なはず。
が、一昔前のものということもありフロントにストレージを配置する形式である。
おそらくたぶん絶対こいつが邪魔でエアフローを殺しているだろう。

さっそく取り外してみた。
しかしやっぱりというか平均して1~2℃下がったかな程度であり、誤差のようなものだった。

そこでこのCPUの冷却について調べまくると、どこかのレビューで360mmの簡易水冷がほぼ必須であるという情報を知った。
240mm級では微妙に冷やしきれないようで、この空冷AK620は240mm簡易水冷に近しいが及ばない模様。

また、AK620の尼のレビューでこんなものを発見。

i7-11700kで使用。
アイドル時25~35度、ブラウザ使用時は40度程度まで上がります。
cpu100%負荷テストをしたところ、最大で温度は80度弱となりました。

11世代のi7でさえ80℃程度なのだから13世代は冷やしきれるわけがないだろう。
困った。

360mm簡易水冷でいけることがわかっていて困っている暇などない。
45分の間、ケースに収まるかなど検討し購入。

取り付けるためには光学ドライブを外さないといけないが、もうBDドライブも年に数回使うかどうかという感じなので思い切ってオミットすることにした。
もし必要になったら外付けのUSBのなにかを買うことにする。

発注した日の夜に届くの神すぎる。
いつも迅速な発送と配達ありがとうございます。

いざ起動。

アイドル時40℃前後だったのが見事35℃前後になり、エンコぶん回しで100℃になっていたのが87℃まで下がった。
やはり(簡易)水冷は強い。

ただこれはおそらく360mmだからであり、240mmだと厳しいかもしれない。
これから i7 13700K で組む人はぜひ360mm簡易水冷を用意してほしい。

それと空冷にした時や簡易水冷にした時に思ったが、やはり空冷はうるさい。
水冷のほうが圧倒的にファンの音が静かだった。
高負荷時にうるさくなるのはわかるが、低負荷時でも空冷は割と聞こえるのに対し簡易水冷は小音ながら聞こえるかな程度で済む。
どちらも同じDeepCoolのものなのでこれはたぶん真実なのだと思う。

ひとまずこれでCPUの温度問題は解決した。
つまりすべての問題が解決し、今現在もこの状態で安定稼働してくれている。

END

最新のCPUで爆速環境になってとてもよかった。
いろいろな問題に苦しめられたが、それも良い知見だと思う。
自作の醍醐味とも言えるだろう。

これからは360mm簡易水冷の時代のようなので、もしケースを新調する場合はそれが入るようなものを買っておいたほうがいいかもしれない。
光学ドライブと交換、そんな時代が来るなんてね。なんとなくは思っていたが実際に直面してみると悲しい気持ちがかなりある。
時代は移ろいゆくものなんだね…

それとWindows10から11への更新もいつやろうかと考えていたのでちょうどいい機会であった。
その機に合わせてCドライブも新調しようと考えていたので、すべてを実行することができて大満足である。

これからまた数年、このメイン機ちゃんにがんばってもらおうと思う。
よろしくね。

最後に、いろいろ助けてくれたオタクほんとうにありがとう。
Special Thanks ねねちゃん!!!
でした!