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メイン機のM/Bを新調した

この記事は2024/12/10に当時を思い出しながら書いた。
なぜかブログにまとめていなかったので備忘として。

経緯

今まで動画のエンコードを始めて10秒くらいするとCPUのクロックが低下する現象が起きていた。
タスクマネージャーでは使用率100%のままだが、速度が1GHz程度も落ちてしまい本領発揮できていないような状態だった。

エンコード中のCPU温度を監視してみても特に冷やし切れていないようなことはなかった。
そこで思い出したのがVRMフェーズ。
以前どこかのサイトでVRMフェーズの高温化によるサーマルスロットリングがあるということを知っていた。

旧M/BのVRMフェーズは8個であり、お世辞にも多いとは言えないレベルのものだった。
ただどうもセンサーがないようで、VRMの温度監視がソフトウェアからできなかった。
そこでエンコード中にPCケースの蓋を開けてVRMを触ってみると、とても触り続けられないほど高温であった。
CPUの温度は正常なのにクロックが下がるというのはもうこれくらいしか思い当たるところがなく、M/Bの新調を決めた。

選定

  • チップセットが i7-13700K に対応
  • メモリはDDR4
  • VRMフェーズが12以上(多ければなお良い)
  • ディスプレイ出力は2系統以上

これくらいの緩い条件で検索したつもりなのだが、10件程度しかヒットしなかった。
最終的にVRMフェーズ16+1+VRM用ヒートシンクを搭載した上記新M/Bに決定。

なおWi-Fiなしモデルもあり、そちらが良かったのだがなぜか7千円ほど高かったためWi-Fiありのモデルにした。
ただこれは結果的にはBTを使うことになったためありのモデルでよかった。

パソコン工房でセールをしており3万円程度から2.3万円で購入。

換装

Wi-Fi機能はBIOSから速攻でオフにした。
しかし後にオンにしてBTを使うことに。後述。

感想

早速エンコードをぶん回してみたがクロックの低下が全くなくなった。
やはりVRMの加熱が問題だった模様。
試しに新M/BのVRMのヒートシンクを触ってみたが、ヒートシンクでさえほんのり温かくなっているレベルだった。
16フェーズもあってしかもそのヒートシンクも温かい…これじゃ8フェーズだけの旧M/Bでは無理なわけだ…と思った。

ひとまずエンコード中のCPUのクロック低下問題はこれにて解決!
次からM/Bを買うときはVRMフェーズの数にも注目しよう!

Bluetooth

せっかくWi-Fiありのモデルを買ったので、試しに普段使っているコントローラーを内蔵BTを使って繋げてみた。
ただ付属のアンテナはコードが長く、とても邪魔そうだったためつけなかった。
それで少し原神をやってみたが、2m離しただけで接続が切れるし普段の1mでも不安定だった。

そこで使い物にならないとツイートしたところ、オタクから上記の小型アンテナをおすすめされた。
後日それが届き2つ付けてみると接続が非常に安定した。
10m離してやっと不安定になるかどうかといったところで、普段使いするには十分な性能を発揮してくれた。

USBのドングルも小さいアンテナもだいたい構造同じで、USBドングルは基板上のパターンとして、小さいアンテナはプラ内の針金や基板パターンとして適切な長さの導線が確保されているので効果ある感じ

そのオタクがこのような解説をしてくれた。
たしかにUSBドングル内のアンテナのパターンはとても小さくて短いのに安定しているし、小型といえどドングルより大きいアンテナならそら安定するだろうと思った。

このおかげでPCからBTのUSBドングルを取り外すことができ、PC周りがすっきりした。
最初はWi-Fi&BTの内蔵は不要と考えていたが、これからは必要になりそうだ。